2011年12月24日土曜日

第1回 ボランティアセミナー



こんにちは。HARU広報部の大塚です。


今月20日(火)に東北大学東日本大震災学生ボランティア支援室主催の第1回ボランティアセミナーが開かれました。



(東北大学HPで報告されています http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2011/12/news20111222-01.html


これは、東北大学の学部生、とくに1,2年生を対象に、情報提供や被災地支援に参加してもらうきっかけづくりを目的としたセミナーです。

初回となる第1回セミナーは東北大学で活躍している団体による被災地の現状やそれぞれの活動の紹介と、軽食をはさみながらの気軽なセッションが行われました。

L&D仙台、Tohoku Law Net(TLN)とともに、私達HARUもこのセミナーに参加させていただきました。

前半40分の全体セッション、休憩を挟み、後半40分の個別セッションの二部構成で行われました。前半の全体セッションでは、各団体の代表者がパネリストとして、活動内容の紹介をし、後半の個別セッションでは、団体ごとにいくつかの「島」をつくり、ボランティアの概説、簡単な活動紹介をしました。

25名以上の学生が参加し、ボランティアの必要性と理解を深めました。

HARUの代表として参加した学生は

「大学と学生が連携して、後輩に支援の輪を広げていく、大切な一歩になったと思います。これからたくさんの後輩たちに出会いたい。ボランティアしたいけどいままで一歩が踏み出せなかったという、一年生に2人会いました。」とこのセミナーでの収穫を実感したようでした。


今回のセミナーに参加した人々のボランティア支援への背中を押すことができたら幸いです。

また我々HARUもボランティア団体同士で互いの活動、課題、これからのことを情報共有することができ、大変有意義な時間であったと実感しています。

年明けにもこのようなボランティア支援室主催のボランティアセミナーが複数回開かれるそうです。

外部からの東北大生への期待は高く、ボランティア活動の需要も多くあります。

ボランティアをしたい気持ちはあるけれど、一歩が踏み出せない。

何をしたらよいの?少しボランティアに興味がある!

そんな人はぜひボランティアセミナーに参加してみては。



~おまけに~

現在、仙台市の定禅寺通りでは「光のページェント」が開かれています。









実は東日本大震災の津波で電球の一部が流されてしまい、今年の運営は難しいとされていました。

しかし、流されてしまった電球分を東京の表参道イルミネーションの協力で補い、開催に踏み切ったそうです。

まさに今年の漢字である「絆」で結ばれた希望の光です。

仙台は厳しい寒さですが、この灯りを見ていると心が温かくなります。


今年も残すところあとわずかとなりました。

希望を持って!メリークリスマス、そしてよいお年を。


大塚

2011年12月18日日曜日

しあわせきいろプロジェクト プレイベントの参加報告

参加賞に可愛らしいバッチをいただきました
広報部の海隅です.
昨日の夜から雪が積もり始め,いよいよ「冬」の匂いがして参りました.
この,1ヶ月とちょっと前,1120日に,亘理町であるイベントに参加してきました.今回はその報告をします.私はHARUの菜の花プロジェクトにも所属しているのですが,そこに宮城大学の若林さんからイベントのご紹介をいただきました.
主催は京都の企業である株式会社マイファームさん.「しあわせきいろプロジェクト」という菜の花を植えるプロジェクトです.今回はそのプレイベントで種蒔きをしました.
当日は日和がとても良く,寒いと思って着込んでいったために少し暑く感じるくらいでした.




亘理町名物のはらこ飯を活動前にいただきました.震災前にもはらこ飯を食べに亘理に来たことがあったので,感動もあり,そして本場の味はとっても美味しかったです!



最初に,畑に残る細かい瓦礫を撤去しました.畑の土は,海から流れてきた砂で砂浜のようになっていました.



津波の威力に農家の方々の悲しみは如何ばかりだっただろうと思い,この土に菜の花が根付いて来年の春には花が咲くのを思うと,参加者ながら胸が高鳴りました.




それからは,全員が1列にズラーッと並んで,人数のチームワークで種を蒔いていきました.






大人数でわいわい種まきをするのはとても楽しく感じました.仙台市内の各大学の方々,大阪からはるばる参加にこられた方,そして現地の農家の方々,みんな一緒に作業をして,復興を祈りました.



最後に一本締めをする頃には,防風林を失った海岸から強い風が吹き付けていました.

















最後になりましたが,HARUにこのイベントのお声がけをくださった宮城大学の若林さん,ありがとうございました!






海隅


2011年12月13日火曜日

菜の花プロジェクト


こんにちは。
HARU広報部の北澤です。
いつもHARUを見守っていただき、ありがとうございます。

今回は、HARUが取り組んでいるプロジェクトの一つ、
『菜の花プロジェクト』をご報告いたします!

ブログでの紹介は初めてですし(すみません;_;)、年末ということで、今までの活動を振りかえっていただきました。どうか最後までお付き合いください。

***
きっかけは、7月。
農学部の先生より、菜の花プロジェクトを一緒にやらないかと言う打診が来ました。
まずは、現場にいこう!

と言うことで、7月、畑のヘドロかき作業に参加。
参加者の一人に、その時の様子をうかがいました。

「水田地1.4haに対し、東北大の学生や教職員の方々、日本赤十字社、NPOみやぎ災害救援ボランティアセンターのを含め総勢約100名で水田地1.4haのヘドロ除去を行いました。
塩害で植物は生えていないと個人的には思っていましたが、写真の通り雑草は生え放題でした。」

「但し、生態系はほぼ破壊されてるように見え、生えている雑草はあっても1~2種類。やはり塩害土壌の早期回復支援は必須と感じました」
「農学研究科の先生から説明を受けた後、参加者が適に役割分担をし、もくもくと作業しました。


初対面同士でも自然と協力し合える感覚、素敵だなーと感じていたりしました。しかし、この日は予定の2/3程度しか終えることができず。100人が5時間作業してこの成果です。今回作業した水田地は、塩害を受けた全地域の、いったいどれくらいの面積になるんだろうと、途方もない疑問が心に浮かびました。」


「でも同時に、一歩、あるいは半歩でも進めたという感覚は、今回の参加者のこころに残ったのではないかと思います。菜の花PJのもう一つの側面、復興を願う皆のこころへ、温かな希望の灯を届けること。HARUで少しでも多くの人に、少しでも温かな灯を届けられたらと思います。」

***

この方も少しふれていますが、東北に住んでいるとは言え、沿岸の地域へ行き、初めて気づくことがあります。
メディアなどで、このままでは荒れるばかりの農地を助けようと、色々なプロジェクトが紹介されているのを目にしますが、その改善されている畑からふと視線をはずせば、すぐそばに雑草ばかりの地があるのです。
恥ずかしながら、私は、現地へ行き、初めて、そのことに気付きました。

この後、HARUも一緒にやろうということが決まり、
種まき、間引きの作業などを経まして、11月現在菜の花はここまで成長しています。
(おいしそうですね!)


ところで、畑での作業中、何人かの散歩中の方々が興味深そうに話しかけてくれました。
そこでもう一つ気付いたこと。

『・・・!!
発芽を見たのも、膨らむつぼみや、鮮やかな黄色を最初に発見するのも私たちではなく、ここに住む人達なんだ!』

私達は毎日若林区に行っているわけでもなければ、今まで地域の方と交流した機会もあまりありませんでした。作業を一緒にやってくれた方もいますが、繋がりがまだまだ足りません。そこで、まずは私達の事を知って、一緒に菜の花を見守ってもらえるきっかけになればと、看板を作ることに!(先日土台が出来ました^^。)


これから、自己紹介などを載せて、今年中には畑に設置をしに行く予定です。

また、菜の花の開花や搾油時に合わせて地域の方を交えたイベントが何か出来ないかと模索中です。
・菜の花の写生大会はどうかな?
・せっかく先生とやるのだから、菜の花がどう塩害に効くのか地域の方と一緒に勉強会をしたい!
・地域、農家の方に還元できるイベントにするにはどうすれば・・・。
などなど。。

以上で活動報告は終わりです。

追伸:
私は、このプロジェクトで初めて若林区に行きました。
上の写真は、夏なので緑の雑草が生えていますが、秋は背丈ほどのうす茶色の雑草で覆われた畑を沢山見ました。本来ならば、実りの秋を迎えていたはず。雑草が、一見当たり前のように生い茂っていますが、これは前々からあったものではないのです。
個人個人意見はあると思いますが、私は何か少しでも農家の方々の力になりたいと思い参加しています。
できるだけ、長く続けて行きたいと思っています。

興味がある、または一緒に活動したいという東北大生はぜひ、
brassica-7no87アットマークgooglegroups.com(菜の花プロジェクトメンバー用メーリス)
まで、お問い合わせください。
迷っている段階でも大丈夫です。
(※但し、上記のアドレスは来月、変更する可能性があります!!すみません。。その際はまた新しいアドレスをご報告するので、ご了承ください。)


長くなってしまいました、、
最後まで、読んでいただいてありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします!

2011年12月4日日曜日

香川大学における被災地学生報告会

HARU広報部の福本です。
去る10月29日に香川大学で行われた被災地学生発表会で報告活動を行いましたので、今回はそのことについてのご報告させていただきます。

この被災地学生報告会は、香川大学医学部有志によるチーム香川Studentsのメンバーにより企画・実行されたもので、震災ボランティアに参加した東北大学・福島大学・福島県立医科大学の学生7人が活動報告・今後への展望について発表しました。





東北大学からは、震災直後にHARUで活動した4人の学生が報告会に参加しました。


会場となった香川大学医学部講堂内










報告会では、被災直後の様子や対応、ボランティア活動の実際や反省点などについて、各々の立場から発表しました。
私自身は、HARUで行った4~5月の山元町支援をはじめとして、仙台市内での支援活動や七ヶ浜町での医療活動の随行について話しました。
同じ学生としての身でも、大学病院に留まり後方医療の支援をした者、車で避難所を回り物資の輸送を助けた者、大学病院の医師に随行し現地の医療支援に関わった者、仮設住宅に住んでいる子どもたちを対象に交流イベントを行った者など、様々な立場、色々な考えがあります。
それぞれの意見や思いを交わすことによって、新しく見えてくるものもあるということを、改めて思いました。
現地で活動を行おうとする者として、現状がどうなっているのか知り、これからどのように活動を行えば良いものになるのかを、これより先も長いスパンで考え続けていかなければならないと感じています。


また、私はそれと並行してもう一つ思うこともあります。
当時の現地を知る者として、私は被災地外の人にこそ伝えたいこともあるのです。
それは「自分で自分の身を守れるような心構えを常にしておいてほしい」ということです。
何が起こるか、それに対してどう対処することで安全に生きることができるかを知っておいてほしいのです。

もし、あなたが明日、予想もされなかった未曾有の大災害に遭ったらどうしますか?
何も心構えができていなければ、突然の出来事に驚いてしまい、的確な判断をするのは難しいと思います。(実際、私がそうでした。)

あなたの町に災害が起こったらどうなるでしょうか?イメージしてみてください。

何が起こる危険があるでしょうか。
今回のような大規模な津波の他にも、災害は多様な形をとります。建物等の倒壊、土砂災害、電車等の脱線、停電による交通の麻痺、公共交通機関の麻痺による帰宅困難…自分の身をまず守ることが大事です。
また、それが治まったらどうすればいいでしょうか。
どこに避難すべきか決まっていますか?家族・友人との連絡は?ライフラインが断絶していたら?緊急持ち出し袋は準備していますか?生活必需品の最低限度の貯め置きはありますか?

一度だけでもいいです。考えてみて下さい。知っておいてください。
現地に行くことがなくても、ボランティアをすることがなくても、ただ知っておくだけできっと何かの力になります。
いつか聞いた、いつか考えた、というそれだけでも、実際物事に対峙した時に全然違います。
私たち復興支援団体が広報活動をする理由の一つには、遠い未来に知らない場所で誰かの助けになってほしい、という想いがあります。



今回はそのような意味において、東北と四国という遠く離れた場所同士での交流を行うことができて良かったと思います。
この交流で得た絆を更に広くつなげ、少しでも多くの人に「もし、自分が災害に遭った場合どうするか」などについて少しでも考えてもらえたら、という期待を最後に述べて、今回の報告とさせていただきます。



















報告会後、集合写真
(香川大学 チーム香川Students、
東北大学・福島大学・福島県立医科大学・愛媛大学・徳島大学 各大学の医学生)







2011年11月27日日曜日

HARUミーティング

こんにちは、HARU広報部の久保木です。

1124日に再編後2回目となる、全体ミーティングを開きました。

この全体ミーティングはHARUが抱える各プロジェクトの進捗状況や、全体で諮るべき議題について話し合っていく場です。

今回はこの会議の中を紹介させてもらいます。

まず、HARUが抱えている3つのプロジェクト、①図書館、②教育支援、③菜の花、それぞれのプロジェクトのメンバーがこれまでの活動と今後の見通しを報告してくれました。

今まで所属しないプロジェクトについて知る機会がありませんでしたが、今回の報告で知ることができたことも多いです。

図書館、教育支援プロジェクトは着実に活動を行っていて、菜の花プロジェクトも来年春、夏のイベント開催のため企画を重ねていました。

次にHARUに新たに持ち込まれた話について議論しました。

再編後まだ間もないHARUですが、学内の先生から国外の方まで多くの方から新たなプロジェクトなどの提案をいただいています。

まだ、どれを形にできるかわからないので書くことはできませんが、私たちにできることを、1つでも多くやって行こうと思います。

この後、HARUのメンバーが出席した神戸大学でのシンポジウムについての報告がありました。

95年の阪神大震災以降、神戸で活動を続ける団体と関わりなど通して、私たちが参考にしたいこともたくさん得られたと思います。

それでは最後に、会議の様子を1枚。

2011年11月19日土曜日

LIGHT UP NIPPON

HARU広報部の江藤です。



東日本大震災から8ヶ月をむかえる11月11日、東北大学にて開催された
「LIGHT UP NIPPON」高田佳岳氏の講演会に参加してきました。
(主催:東北大学経済学部 藤本ゼミ)












「LIGHT UP NIPPON」 は、高田氏をはじめ東京都内で働く20~30 代の有志が集まり、
東日本大震災後、次々と花火大会の自粛が決定する中で、
「被災地、そして日本全体を元気にするために、何かできることはないだろうか」
という想いから誕生しました。

「追悼」「復興」の意味を込めた花火大会の被災地での開催に向けて、
多くの人・企業・行政を巻き込み、6千万円以上もの募金を集め、
仙台港や南相馬市などの被災地全10ヶ所での花火大会同時開催を実現しました。

(詳細はこちらをご覧ください→ http://lightupnippon.jp/



そんな「LIGHT UP NIPPON」の発起人である高田氏の講演会に参加して、
復興への想いももちろん感じましたが、イベントやプロジェクトのプロデュースについて
学ぶことが多くありました。
そして、「とにかく”行動”すること」「人と人との繋がり」の大切さを改めて感じました。


「とにかく”行動”すること」
考えることも大切ですが、やってみないと何も始まりません、
やってみないと分からないこともたくさんあります。
何かやってみたところで壁にぶつかることもあるかもしれませんが、
そこで問題が明らかになれば解決策を探り問題をクリアしていくこともできますし、
問題をクリアし壁を乗り越えることができれば次の行動へのモチベーションとなります。


「人と人との繋がり」
コネクションが行動・挑戦の大きなエネルギーとなります。
何かをやろうとしたときに、それについて詳しい人を知っていれば、その人に聞いて
教えてもらったりやってもらったりする方が効率的に良いものができます。
LIGHT UP NIPPONは企画から実行までそれぞれの分野のスペシャリストに
仕事を任せて進めてきたということでした。
またその繋がりが広ければ広いほど、可能性も大きくなります。



先日HARUが再開してから、現在までに3つのプロジェクトが始動し、
少しずつではありますが活動を進めています。

今後、被災地の復興に向けてさらにプロジェクトが立ち上げられていくことでしょう。
そんな「新たな一歩を踏み出す」時に、今回学んだことを活かし、
被災地の方々の生活の安定や被災地の復興の力になれたらと思います。



「東北を、日本を、明るく、元気に。」



HARU広報部
江藤

2011年11月14日月曜日

8ヵ月経って

こんにちわ、広報部の津川です。

HARUが新しい形で動き始め、
それに合わせて、広報の形も少しずつ変えていこうと思っています。

正直な話、
これまではいろんなものが恐く、多くを守るために「逃げ」をとってきました。
未曾有の震災、全てが未体験の活動ということで、何が起こるか予測ができず、
また、ボランティアの性質上、それが大きな問題に発展してしまう恐れがありました。
実際、これまでに様々な失敗や挫折を経験しました。

それに、発信することに対する躊躇いもありました。
胸を張って言えるような、意味のあることが自分達にできているのか、と。
「自己満足」という言葉は、様々な場面で耳にすることになりました。

震災直後から、まずは行動を優先してきた私達ですが、このたび組織運営を見直す機会を設け、
依然行き届かないところはありますが、多方面をフォローする準備を進めています。
そしてこれからは、より本音で様々な課題と向き合う必要があると、感じました。
このブログでも、今後はなるべくありのままをお伝えできたらいいな、と思っています。


これまでの活動を通して、
人のために行動するというのが、難しいことであると、改めて感じました。
まず、人が何を欲しているのか真に理解する必要があり、
それは顕在化していない部分も多く、時には言葉と裏腹だったりします。

そして、理解したとしても、
それが自分達にできるのかという、冷静で客観的な見定めが必要です。
強い使命感や責任感のために自己管理が疎かになり、
無理をしてしまえば周りにも迷惑がかかってしまいます。

もう一つ、理解し、行動できたとしても、
それが本当にその人のためになるのか、という疑問もあります。
極端な話、悩み苦しんだあげく、
その人は現状を打破する力を、精神を、アイデアを手に入れるかもしれません。
ここで(一生をケアするわけではない私達が)手を差し伸べたら、
その機会を奪ってしまうのではないか、と。

しかし、そんなことを考えてしまうと、
何も(本当はすべきだったかもしれないことも)できなくなってしまいます。
もし、誰かのために、自分にできることはないかと考えるなら、
結局は、相手の意思を精一杯汲み取り、できることを、誠心誠意やる以外にないと、思いました。
そしてそのためには、真に人を思う、熱い気持ちが何より大事だと思いました。
自分の中で完結させた動機を持って、人の優先順位を理解し受け入れ、
人の誠意には敬意を払うことを忘れずに、今後も活動していきたいと思っています。


宮城はだいぶ日が短くなり、かなり冷え込んできましたね。
みなさん、体にはお気をつけて。


2011年11月5日土曜日

東北大学祭

HARU広報部の大塚です。


最近、気持ちの良い秋晴れが続いていますが、朝夜はやはり冷え込みますね。
冬の訪れはもうすぐです。


そんな中、東北大学では、川内北キャンパスにて11月3~5日の3日間、
大学祭が開催されました。





今年のテーマは「Link Tompei」。

このテーマ「Link」とは震災等で東北が大変の中、絆を大切にみんなで協力していくこと。
「Tompei」とは東北大学生のことであり、絆の輪をこの東北大学から発信していこうという意図が込められています。マスコットキャラクターの「ぴーとん」くんがとてもかわいらしいです。


連日地域の多くの人々が、東北大学を訪れ、大学祭を楽しんでいました。その姿を見ると震災の被害を乗り越えて、無事に開催されたことをうれしく思います。


大学祭ではイベントや模擬店はもちろんですが、今年は震災ボランティア団体の活動報告が行われていました。HARUは残念ながら参加できなかったのですが、他のボランティア団体の活動を知ることはよい刺激になります。ある展示では、これまでの活動報告だけでなく、津波で流された自転車やタイヤ、時計なども飾られており、津波の生々しい恐ろしさを改めて実感し鳥肌がたちました。






展示を拝見しながら、お話を聞いていく中で感じたことはそれぞれの団体で設立したきっかけや活動内容は異なっても、根本的に「東北の復興」という最終的な目的や「地域の人々のために」という想いは同じだということです。東北の復興はここ数年で解決することではありません。長期的に東北大生だからこそできることを、活動内容の形をニーズに合わせて変化をしながら、活動していくべきだということを再認識しました。


HARUの各プロジェクトは着々と進行しています。
今後、このブログでもプロジェクト過程を報告していきたいと思います。



2011年10月29日土曜日

国連デー参加報告

HARU広報部の海隅です。

 10/24月曜日に東北大学萩ホールで行なわれた国連デーに参加してきました。



会場2階には学生ボランティアのポスター展示エリアが設けられ、HARUも津川広報部長謹製のポスターを貼らせていただきました。

 10:30からのシンポジウムはかなりの人出で、メインホールがほぼ満員になりました。

お昼の間は、会場の奥まったところにある展示ブースへの誘導をしていました。WFPやUNICEFなどの国連関連の団体が数多く展示を出していました。
それらの団体の活動や、震災復興に関する活動についての展示がされていました。家の手伝いで忙しく、学校に通えない子供の問題を取 り上げた展示では、
震災直後に水も電気もなかった期間を思い出しました。
私の家は幸い津波被害はなく、避難もしていませんでした。家族で手分けして、重い水を運んだり、長い時間をかけてご飯を作ったりし ていました。


「生きる」ことに1日がかりでした。


学校に通えない子供達の状況はそんなものとは比べ物にならないのでしょうが、震災前にはここま で現実味をもって捉えることはできなかったことを思うと、複雑な思いがしました。




午後からはのパネルディスカッションを聞くことができました。
その前半は「パートナーシップで取り組む」というテーマでディスカッションされました。
この中では、緊急支援は初動が大切なこと、それぞれのプロフェッショナルは各専門の他に緊急支援の経験を合わせて持っていることが重要なこと、 また、現地では何が必要とされているのか、実際に行って確かめる必要性などについて話し合われました。

これから冬になる被災地にはボランティアを必要とする人がたくさんいる。
時間が経っているからと、ためらってはいけない、というメッセージが発せられました。


後半は「「災害とボランティア」からユース宣言へ」と言うテーマでした。
このテーマの前半では阪神大震災から学んだ災害活動におけるNPOの役割や全国の自治体レベルでの支援体制について話し合われ、後 半では学生を交えたパネルディスカッションとして、神戸大学と佛教大学から1人ずつと、HARUから2人、東北大生代表としてパネリストとして参加しました。
このセッションでは、学生ボランティアのあり方について話し合われました。
被災地の人にとってボランティアが行くことは、
「忘れられていない」と励みになるのだと言うことが話されました。

一人一人ができることは少ないけれど、
みんなで、復興に取り組むことができる、ということを
再確認した心持ちでした。




最後に神戸大学と佛教大学、東北大学の学生でユース宣言がされました:

①私達は,自然との共生について考えていきたい.

②私達は,若者ならではの力を発揮できることを学んだ.復興に向けた営みを次の世代につなげていきたい.

③私達は,被支援者のニーズを考えながらボランティア活動を続けていきたい.

④私たちは,世界から注目されていることを感じた.東北(日本)が生まれ変わる姿を世界に発信し続けたい.

2011年9月21日水曜日

HARU再始動!

HARUはこれまで大学内のボランティアセンターのような機能を果たし、活動してきました。しかし、授業、研究等が始まるにつれて、多くのメンバーがボランティアに割くことの出来る時間が少なくなり、今までのような形では、活動することが困難になり、6月中旬からボランティア活動は休止してきました。その間に、本部メンバーや顧問の先生と話し合い、今後の活動方針、活動形態を議論してきました。

今後は、ML等を用いることなく、ボランティアセンターとしての活動は放棄し、専門ボランティア団体として再始動することになりました。再始動後は大学内にできた東北大学東日本大震災学生ボランティア支援室と連携して活動していきます。
ボランティア支援室 http://www.tohoku.ac.jp/japanese/studentinfo/volunteer/01/volunteer0101/
まず、以下の活動に絞って活動していこうと考えています。

*地域教育*研究支援活動
1.教育支援
2.図書館プロジェクト

*東北地域一次産業復興支援活動
3.菜の花プロジェクト

詳細
https://sites.google.com/site/haruthuv/projects

活動形態も、登録者に呼びかけるのではなく、ある程度責任を持って1~3に関わるボランティアのみで活動することになります。他にもアイデア等持っている学生、先生と一緒に、無理のない範囲で今後プロジェクトを増やしていこうと考えています。

今後は、ML登録者の皆さんに、メールでボランティア参加を呼びかける事は行いません。長期的に上記のようなボランティア活動を行いたい人がHARUのメンバーとなり活動してもらうことになります。今後もHARUのメンバーとして、上記のような活動や、今後新たなプロジェクトに参加したい方は改めて登録をお願いすることになります。現在準備中ですが、HP等でお知らせします。

これまで登録者の皆さんと一緒に東北地域の為に活動できて本当に
よかったです。ありがとうございました。僕らの力不足から、皆さんのもっとボランティアしたいという気持ちを十分に生かすことが出来なかったかもしれませんが、僕らの活動が少しでも地域の復興の為に役立ったと信じています。


登録者の皆さんも、1000年に一度の大震災を経験し、誰かの為にボランティアとして働くという貴重な体験をしたと思います。HARUの活動目標には、人材育成という項目もありますが、HARUとして活動したことも含めて、この経験を今後に生かして頂けると大変ありがたいです。

今までありがとうございました、今後ともよろしくお願いします!


本部メンバー一同

2011年7月25日月曜日

HARU新聞、本日入稿です!

初めまして、HARU広報部のS.K.です。
HARU新聞の企画担当をしております。

HARU新聞とは東北大学における復興支援活動をまとめたもので、東北大学の学生や教職員が主だってやっている団体を掲載しています。

例えば新学期が始まる前に募金活動をしていたAll for Tohoku(A4T)や、仙台の情報提供をしていたリカバー東北や、主に若林区などで活動しているL&D仙台などと言えば、聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。平日は大学、休日はボランティアにと毎日お忙しい中わざわざHARU新聞のために原稿を書いてくださいました。本当にありがたいことです。

6月終わりから原稿集めを開始しまして、おかげ様で11団体もの方からご協力を頂き、なんとA3両面にわたる量となりました。広報部とはいえなにしろ新聞作りは初めてのことなので、掲載する項目から、フォントや色などと言ったデザインまで相当の議論を重ねております。

この新聞は7/27,28のオープンキャンパス時に配布する予定です。図書館や生協、いくつかの研究科などにご協力いただき、全学規模で各地に設置いたしますので、在学生の方もぜひお手にとってご覧ください。

ななんと、もう二時間後には印刷です・・・!!(果たして間に合うのか!?)


2011年6月24日金曜日

HARUは現在、体制を整えております。

東日本大震災を受けて3月24日に有志の学生でHARUを立ち上げてから、3ヵ月が経ちました。
これまでは、まずは動いて、できることをしようと奮闘し、多くの要請に応えてきました。
自分たちにできることは何か、すべきことは何かを、常に模索してきました。

3カ月は、被災地の復興フェーズが移り変わるところも多い時期です。
これを機に、私たちは今後の活動を考え、新たな体制を整えようとしています。
そのため、現在はこれまでのような支援活動は十分に行うことができません。

まだまだ被災地では必要とされている支援が計り知れないほど残っております。
私たちは今、長期的にこの震災と向き合っていくための、必要不可欠なステップを踏んでいます。
またボランティア活動を本格的に始動するまでの間、少々お待ち下さい。


※お問い合わせ対応も現在調整中です。お問い合わせ時には、必ずこちらの最新の情報をご参照下さいますよう、よろしくお願い致します。

2011年6月20日月曜日

石巻ワンダー横丁のご紹介 〜シャッター絵描き、みんなの表札展〜

「石巻ワンダー横丁」プロジェクトは、東京の「アイランドジャパン」に所属する遠藤一郎さんをはじめとするアーティスト集団が中心となって活動しているものです。HARUのメンバーも、先日こちらの活動に参加してきました。

石巻の立町商店街は津波で大きな被害があり、震災直後は泥だらけで、人通りもなく、街全体が「グレー」でした。その中で、ある花屋さんが店を開いていました。4月上旬から商店街に泊まり込みでボランティアをしていたアイランドジャパンの「さっこちゃん」(アーティスト)は、その店に掛けてあった「一枚の絵」を見たとき、心が揺さぶられたそうです。それがきっかけとなり、商店街のシャッターに絵を描く活動を始めました。商店街の人に元気になってもらい、お店を再開して、石巻に活気を取り戻したいという思いがあります。


これまで3店舗のシャッターや看板を描きました。東京や大分など日本全国からアーティストが集まり、また通行人や地元の人を巻き込んでシャッターに絵を描いています。
絵を描くボランティアも随時募集しているようです。特別な技術は必要ありません。一緒に絵を描きましょう!

また、現在石巻ワンダー横丁では、シャッターを描いた近くで高校生の作品展を開いております。石巻西高校、石巻好文館高校の美術クラスの生徒が、仮設住宅のために廃材で作った表札が展示されています。被害が重篤な地域の生徒が多く、想いを込めて制作されています。




会場となる商店街も津波で大きな被害があり、多くの商店が営業を再開していませんが、店主様のご好意で無償で提供して頂いたそうです。

「みんなの表札展」
日時:6月18日〜6月26日11:00〜18:00
場所:ボーイズギャラリー 石巻市立町2-6-25

展示が終わったあとは、仮設住宅へ表札を贈ります。
会期中は来場者も表札を作ることができます。材料は用意してあります。
多くの方のご来場をお待ちしております!
連絡先:
石巻ワンダー横丁・梶原千恵
chi5kj@yahoo.co.jp

2011年6月16日木曜日

附属図書館より感謝状をいただきました!

HARU広報部の久保木達朗です

このたび東北大学附属図書館よりボランティア活動に対して感謝状をいただきましたので報告します。

HARUでは4月から6月の初めにかけて東北大学附属図書館の復旧ボランティアを行ってきました。
附属図書館は蔵書数400万冊を超える国内で有数の規模の図書館です。しかし今回の震災により100万冊以上が落下したり破損をしてしまいました。

HARUでは図書館の一日も早い復旧のためにボランティアを行い、図書館は5月の連休明けには開館につなげることができました。現在は開館時間も震災以前の通常の時間帯で開館しています。


6月14日は附属図書館の創立100周年の日に当たります。この日、東北大学附属図書館創立100周年記念日の祝賀式が催されました。


はじめに野家啓一館長から記念日にあたって「附属図書館創立百周年の記念の年に東日本大震災で被災し、大きな被害を受けたが学生ボランティアの協力もあり早い復旧ができました。これから次の100年へ向けてさらに盛りたてていきましょう」との挨拶がありました。

その後、野家館長よりHARUへ感謝状が手渡されました。


感謝状の内容はこちらです。

――――――――
感謝状

東北大学地域復興プロジェクト HARU殿

貴団体は今回の東日本大震災にあたり学生ボランティアとして深刻な被害を被った附属図書館復旧のために多くの有志を集い誠に多大な貢献をされました
よって東北大学附属図書館創立百周年の日にあたりその功績を讃え深甚なる感謝の意を表します

平成二十三年六月十四日
東北大学付属図書館長
野家啓一
――――――――


最後に祝賀式に参加してHARUに感謝の意を示してくれた職員の方々と記念撮影をさせていただきました。

2011年5月29日日曜日

写真洗浄ボランティア―被災地の思い出を守る―

 HARUでは現在、津波によって流されるなどして汚れてしまった写真の洗浄作業を行っています。自衛隊の方々に持ち主の分からないアルバムなどを提供していただき、その写真についた泥を洗い落として乾かし、保存して最終的に地元の皆さんの元へ写真を戻すことを目標に作業を行っています。写真の枚数はおよそ12万枚に上り、作業を完遂するのにはかなりの期間を要しますが、今HARUとして出来ることをしようという思いで、1枚1枚丁寧かつ迅速に洗浄できるよう努めています。


 写真洗浄の流れに関して説明します。写真の中には、津波に流されたことで、劣化が激しくインクが剥がれていたり、剥がれかかっていたりものが多くあります。よって、下手に泥を落としてしまうとインクも一緒に剥がれてしまい、余計写真を傷つけてしまいます。しかし、だからといって泥をそのままにしておくと、バクテリアが繁殖してやがて写真は消えてしまいます。こうした状況の下で、指先で繊細に、慎重に泥を落としていっている、というのが現状です。洗い終わった写真は、洗濯バサミにはさんで乾燥させた後、新しいアルバムに入れて保存しています。また、アルバムに関しては、付着した泥を1ページずつ掃いていっています。さらに、私たちの作業とは別ですが、カメラマンの方々が、写真の複写作業を行っています。いくら写真を洗ったところで、バクテリアは完全に除去できずやがて写真は風化していってしまいます。そこで、洗った状態の写真を複写して保存していこうとしているのです。


 経済学部2年の参加者は、「初めは泥だらけでほとんど何も見えなかった写真からきれいに泥が落とされていくと、やりがいを感じる。作業を終えて帰りがけのころに、写真を取りに来たご夫婦が、写真を見て非常に嬉しそうな表情をされていて、本当にやって良かったと思った」と写真洗浄に参加した感想を語ってくれました。

 また工学部3年の参加者は「写真のような記録は未来まで残せる記録を守ることは先のことまで考えると大切なことだと思います。裏に日付や場所などの文字が書いてある写真は裏もきれいにするようにしてきました。そういう思い出もできるだけ守れればと思っています。一度洗浄しているところに来た現地の人が自分の姿が映っている写真を見つけたことがありました。その写真はその人の友達のものだったようで写真を届けてくださいました。洗っているすべての写真が無事に持ち主のところに返すことができるようにこれからもがんばっていこう、そう思える出来事でした。お盆までにはすべての写真の洗浄を終わらせなければいけないと聞いています。これからも続けていきます。」と語ってくれました。



 写真洗浄を通して、少しでも現地の皆さんに思い出を届け、復興の一助となれば、と考えております。HARUでは今後も継続して写真洗浄のボランティアを行っていきます。これまでは山元町での作業となっていましたが、今後は片平に場所を変え活動を継続します。多くの方に協力をいただき、1枚でも多くの写真を被災者の手に返すことができるよう努めていきます。

2011年5月21日土曜日

附属図書館の復旧続く

広報部の目黒志帆美です。
新入生を迎えた川内キャンパスは、若葉と青空の
コントラストが美しい季節を迎えています。

授業が再開して2週間。
HARUのメンバーも、学業とボランティアの両立を目指し、
復興に向けて自分ができることを模索しています。

今週もHARUのメンバーによる図書館の復旧作業が行われました。


5月18日(水)は附属図書館本館の書庫地下一階で
HARUのメンバー約10人が作業をしました。
本館地下1、2階の書庫には古典資料や大型本など
約90万冊の蔵書があります。
職員の方々による懸命の復旧作業によって、床に散乱した本の大部分は
書架に収められました。書庫の利用はすでに可能となっています。
この日は、余震に備え、本を書架にひもでくくりつける作業が行われました。

 この活動に参加した経済学部2年の男子学生は、授業が再開するまで
しばらくは山形県米沢市にある実家で過ごしていたといいます。
米沢市では、福島原発の避難区域から避難してきた人たちを支援する
ボランティア活動をしてきたとのこと。授業再開にともない戻ってきたが、
「勉強していても落ち着かない。大学でも、自分が何かの役に立てるなら
と思って参加している」と話していました。

法学研究科博士前期課程1年の男子学生は、「京都大学の友人が
宮城県の被災地でボランティアをしていて刺激を受けた」と
HARUの活動に参加するきっかけを語ってくれました。

工学研究科博士後期課程1年の男子学生は、この春、
博士後期課程進学のため、震災直後に新潟市から仙台市へと
引っ越してきました。「震災を伝えるニュースを見ていたら
自然と足が動いていた」とこの活動に参加したときの気持ちを
話してくれました。

いずれのメンバーも、ひもで本をくくる手を休めず、一言一言、
かみしめるように語ってくれたことが印象に残りました。

こうしたHARUのメンバーによる図書館の復旧活動に、
図書館の職員の方からは感謝の言葉をいただきました。

震災で図書館職員の方々が最も心を痛めていたのは
貴重図書の被災についてでした。
図書館本館の2号館には、貴重書庫という部屋があります。
数百年前に書かれた世界的に貴重な資料や、
夏目漱石直筆の書簡、初版本などが厳重に保管されています。




この部屋では、地震に強い構造の書架を使用するなどして、
貴重な書籍を厳重に管理する体制が整えられていました。
にも関わらず、この部屋の一部の書籍は、転落防止バーを飛び越えて
床に散乱してしまったそうです。
3.11の約3分間にわたった揺れのすさまじさを物語っています。


貴重図書は今後、職員や専門業者の手によって修復されますが、
被災額は相当額にのぼるとみられます。

ある図書館職員の方は「被災した貴重図書のことを考えると、
涙が出てきます」と肩を落としていました。

HARUメンバーによる図書館復旧のお手伝いは
来週以降も続けたいと思っています。

東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。