2011年11月5日土曜日

東北大学祭

HARU広報部の大塚です。


最近、気持ちの良い秋晴れが続いていますが、朝夜はやはり冷え込みますね。
冬の訪れはもうすぐです。


そんな中、東北大学では、川内北キャンパスにて11月3~5日の3日間、
大学祭が開催されました。





今年のテーマは「Link Tompei」。

このテーマ「Link」とは震災等で東北が大変の中、絆を大切にみんなで協力していくこと。
「Tompei」とは東北大学生のことであり、絆の輪をこの東北大学から発信していこうという意図が込められています。マスコットキャラクターの「ぴーとん」くんがとてもかわいらしいです。


連日地域の多くの人々が、東北大学を訪れ、大学祭を楽しんでいました。その姿を見ると震災の被害を乗り越えて、無事に開催されたことをうれしく思います。


大学祭ではイベントや模擬店はもちろんですが、今年は震災ボランティア団体の活動報告が行われていました。HARUは残念ながら参加できなかったのですが、他のボランティア団体の活動を知ることはよい刺激になります。ある展示では、これまでの活動報告だけでなく、津波で流された自転車やタイヤ、時計なども飾られており、津波の生々しい恐ろしさを改めて実感し鳥肌がたちました。






展示を拝見しながら、お話を聞いていく中で感じたことはそれぞれの団体で設立したきっかけや活動内容は異なっても、根本的に「東北の復興」という最終的な目的や「地域の人々のために」という想いは同じだということです。東北の復興はここ数年で解決することではありません。長期的に東北大生だからこそできることを、活動内容の形をニーズに合わせて変化をしながら、活動していくべきだということを再認識しました。


HARUの各プロジェクトは着々と進行しています。
今後、このブログでもプロジェクト過程を報告していきたいと思います。



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東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。