2012年1月7日土曜日

わおんぷろじぇくと

HARU広報部の江藤です。

新年明けましておめでとうございます。

皆さまどのようにして年末年始、過ごしましたか?私は帰省して友だちに会ったり家族でゆっくりとしたりしましたが、何と言っても毎年楽しみにしているウィーン・フィル ニューイヤーコンサート!このコンサートを観て、音楽の力を改めて感じました。素敵な音色、パフォーマンスは人を魅了し、エネルギーを与えます。



今回は音楽の力を被災地に届ける活動を展開している「わおんぷろじぇくと」を紹介します♪















ホームページはこちら!http://www.waon-project.com/

この「わおんぷろじぇくと」は、家で眠っている楽器を集めて被災地に届けること、コンサートやライブで「義音金」を募り「再生 zero-one recycle project」(http://zero-1recycle.com/)などのサポートをすること、主に2つの活動を行っています。



この度「わおんぷろじぇくと」代表の東督克(ひがしまさよし)さんにお話を伺いました。



Q1. 活動をはじめるきっかけは何でしたか?

A1. 大震災の2週間後に現地に入りました。何故か「見ておかないと」という一心で!
仙台を中心に、荒浜、石巻等をまわってその光景を目の当たりにして愕然としました。テレビで見るのとでは全く違い、その場の音、匂い、足元の感触、規模などが脳裏に焼きつき、とにかく「これは何かしないと!」という想いでいっぱいになりました。
その後、チャリティーコンサートや募金活動等をしましたが、復興に対しては微力すぎると考えていました。
約半年後、10月初頭に再び現地に入り、自分に何が出来るかを探すために役所や避難所を訪ね歩き、自分が音楽講師であるのでそのネットワークを利用して現地の音楽講師を訪ね、そこで被災者自身の手によるゼロワンプロジェクトを知り、静岡県という離れた場所からできる有意義な支援の形として、被災地で音楽的復興に尽力している人たちを支援する「わおんぷろじぇくと」を実行しようと決めました!


Q2. 活動の進捗を教えてください

A2. 昨年11月後半に立ち上げたばかりなので大きな実績はまだありません。活動のひとつ、楽器集めに関してはギターが10本を超えるなど少しずつ増えてきています。義音金(音楽の為の義援金)もまだ数万円ですが集まってきています!
現在、静岡県全域、名古屋、京都等で同士が活動しています!2012年からが本格的始動になります。今後もっと広めていきたいと思います!


Q3. 今後の予定を教えてください

A3. 義音金を募る為のイベントが各地ですこしずつ行われます。同時に協力イベントを募集していきます。詳細は随時ホームページに掲載していきますのでそちらをぜひご覧ください。


Q4. 最後に被災された方々(楽器を届ける方)に一言メッセージをお願いします

A4. 今まで通り、今まで以上に楽しい事を楽しいと思える日が来る事を願っております!!!



東さんとは、昨年の震災後5月22日に静岡県浜松市にてチャリティーコンサートを開催しました。震災から一年となる今年3月にはそれぞれチャリティーコンサートやライブを開催する予定です。こちらもぜひご覧ください。

3月11日(日)「東北大学エレクトーンサークルMUSICA」
@ヤマハミュージック東北 仙台店
※詳細未定。詳細が決まり次第、下記サイトでご案内します。
http://www.facebook.com/tohoku.musica
http://electonemusica.web.fc2.com/

3月17日(土)「BAB」 16時開演 入場料1,500円(当日2,000円)
@ヤマハミュージック東海浜松店8Fホール
http://www.waon-project.com/waon_schedule.html




江藤

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東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。