2015年3月26日木曜日

3月23日 仮設住宅清掃ボランティア

みなさん、こんにちは!

HARUの西塚です。

だんだん日が暖かくなり、春が近づいていますね(´▽`)



ブログ内でも募集や下見の報告をしていましたが、
3月23日に実施された@plusとHARUのコラボ企画の活動報告をしていきます。

今回は山元町の西石山原仮設住宅という比較的小さな仮設住宅で活動しました。

換気扇やエアコンのフィルターといった高所に加え、窓ふきや網戸掃除、水周りの清掃等は、特にご高齢の方にとって普段掃除することが難しい場所になっています。

私たちボランティアスタッフは、住民の方の意思を尊重しながら積極的に声がけを行い、上記の場所を中心に清掃活動を行いました。

例えば換気扇…

清掃前(Before)


清掃後(After)


写真では換気扇の向きが反対になっていますが、
どれほどヨゴレがひどかったのか、またキレイになったのかを知ることができます。

他にもエアコンやそのフィルターをキレイにしたり


湿気のたまるお風呂の高所をキレイにしたり


また、空き部屋や集会所周辺の草むしりも行いました。

風が強く肌寒い中、本当にお疲れさまでした!

清掃後には振り返り学習を行うことで、本活動の意義を確認し、共有をしました。

とても中身の濃い時間を過ごし、目の前の活動に精一杯だったと思いますが、

活動の中には常に住民の皆さんの温かな心遣いがありました(*^^*)

清掃後にお茶を出してくださったり、昼食時には食事を提供してくださったり、
中には手作りのストラップやしおりを作ってもってきてくださる方もいらっしゃいました。

本当にありがとうございました!



本活動が東日本大震災を再考するきっかけとなれば嬉しいです。

参加者の皆さま、本当にお疲れさまでした!

2015年3月19日木曜日

3月8日 Smile festival に参加しました!

みなさんこんにちは!足湯プロジェクトの山本です

今回は、3月8日(日)に行われたSmileFestivalについての報告です!
SmileFestivalとはSmileForJapanFestivalという団体が主催している「被災地で未来へ向かう子どもたちを応援する」ことをコンセプトとしたイベントです
詳しくはこちら http://smile-4.com/festival.html

私たちは、日ごろの活動を発表するHARUの紹介ブースと、当日会場に遊びに来てくれたお子さまをお預かりするキッズスペースの担当をしました!

紹介ブースでは 今回、新たな試みとして普段私たちが活動で使用している足湯用のバケツや教育支援の教材などの展示を行いました。 キッズスペースには 予想よりもたくさんのお子さまたちが来てくれて紙コップや紙皿で工作をしたり、折り紙やお絵描きなどをしたりして一緒に遊ぶことができました。
 
 



そして、私たちの他にもステージで歌やダンス、ロビーでは他団体の活動紹介や東北の商品の物販なども行われていました



運営側に立ちながらも休憩時間にダンスや応援団などたくさんのパフォーマンスを見せていただき、楽しむことができたイベントでした!!

2015年3月11日水曜日

3月7日 ちらし寿司作りをしました

みなさん、こんにちは。足湯プロジェクトの阿部です。

今回私達は3/7(土)に、高校生が主体のボランティア団体のRe:smileさんと合同で山元町民グラウンド仮設集会所で"ちらし寿司作り"をしてきました。

 

この"ちらし寿司作り"のイベントには16人の住民の方々に来ていただきました
"ちらし寿司作り"という初めての試みで至らない部分も多々ありましたが、住民の方々の「ちらし寿司美味しかったよ‼︎」や、「楽しかった」という声をいただき、嬉しかったです(*^^*)
また、以前足湯活動をした時には、来ていなかった住民の人も来ていただき、楽しかったです。
イベントの最後には住民の方々と集合写真を撮りました。
ただ、今回の活動で他団体との活動をする上で、気をつけなければいけない箇所なども気づきましたので、今後に生かしていこうと思いました。 
たくさんの住民の方々に参加してもらい、本当に良かったです(^^)
 
 
 

2015年3月1日日曜日

2月27日 仮設住宅清掃ボランティア下見

みなさん、こんにちは!
HARUの西塚です。

今回は、ボランティア団体@plusとコラボ企画している
「山元町仮設住宅清掃ボランティア」に向けた活動の一環として、

先日おこなった下見の報告をしたいと思います。

また、この活動を多くの方に知ってもらうため、
当日の活動内容を踏まえた具体的な説明をしていきます。


山元町にはいくつか仮設住宅がありますが、
今回お掃除する仮設住宅は「西石山原仮設住宅」になります。

私たちスタッフが集会所に到着したときには
既に住民の方々が集まってお話をしていました。

みなさんに今回の活動の概要を説明したり質問に答えたり、
また談笑をするなどしてしばらく過ごしました。

ふだんは掃除をしているとみなさんおっしゃっていましたが、
あたりを見回すと、集会所の換気扇は…
 

んー、だいぶ汚れてますね…。。

これまでこの仮設住宅には一度も清掃ボランティアがなされてこなかった
ということもあり、多くの方が清掃を希望すると思われます。

私たちがチラシをポスティングしているときにも…
 
 
ハウスクリーニングの業者が訪れていました。

網戸やサッシ、エアコンのフィルターを掃除してもらうだけでも
決して安くありません。

確かに、クリーニング業者ほど専門的に掃除できるわけではありませんが、
今回の私たちの活動意義の1つとして「住民の方と交流する」ことが挙げられます。

普段は集会所には訪れず、家で過ごす方もいるハズ…。
「掃除」は最も大きな要望の1つですが、
誰かとお話をしたいと思う方々にとって
「掃除」は家に招き入れる格好の材料(理由)になります。

今回の活動では、単に掃除をする(目的を果たす)だけではなく、
住民の方との交流をするための手段として「掃除」をとらえることが
大切になるのだと思います。


話は戻りまして、、
鶴の折り方を教えてほしいとの声が上がったため、

折り紙講座がいつの間にか開講していました(´▽`)

(熱心に、丁寧に折り方を教えるスタッフ)
 

見本を見ただけで折れるなんて…

ボランティア活動を通していつも感じますが、
活動の中に武器(誇れること)をもっている人がいることは
とても心強いです(*^^*)


突然の訪問にも関わらず、
お昼ごろには白菜のみそ汁を作ってくださいました。

とても美味しかったです!
ごちそうさまでした(*´ω`)


最後にチラシをポスティングして、山元町役場に戻りました。
天候不順のせいか、住宅内はとても閑散としていました。

最近は引っ越しをされる方が多いそうです。
 

帰りのバスまでには時間があったので、役場にある「ふるさと伝承館」を訪れました。
ここには、被災地で収集された写真が保存・返却されています。

写真の持ち主やその家族が落ち着きを取り戻したとき、心の整理がついたときに
いつでも訪れることのできる場所として、そこでは感情的な温かみや深みを感じ取ることができました。


以上が大まかな下見の報告となります。
これを機に、皆さんがこの活動に関心をもっていただけたら嬉しいです!


 
 
東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。