2016年4月3日日曜日

Last Message vol.2

卒業生からのLast Message、アンカーは私です。
(2人しかいないので、トップバッターとアンカーしかいません。笑)
Last Message ~環境科学研究科修士2年 橋由佳~
HARUのみなさん、みなさんがHARUに入ったきっかけはなんですか?
私がHARUに入ったのは、偶然が重なった結果でした。
2012年の夏、フローズン生が発売されなければ入ってなかったかもしれません。
1年生の終わりに震災が起きて、2年生の後期になって時間に余裕ができて、ボランティア活動をしようと思いつつもいろんな団体がありすぎて選べず、HARUに入るまでは単発的な活動にたまに参加してました。
それが偶然が重なって入った団体に、大学院修了まで3年半も所属したことを、最近振り返って驚きました。
こんなに長く活動を続けられたのは、HARUに入って半澤農園で活動して、私のボランティア観が変わったからだと思います。
ボランティアって、もっとガッツと奉仕精神が必要なものだと思ってました。
(震災直後の瓦礫撤去などの活動のイメージ)
このボランティア観を当時HARUの代表だった井上くんと、半澤農園の方々にぶち破られました。
井上くんと半澤農園の方々は、写真撮影会など楽しい企画をしたり、活動しながら家族のように接してくれました。


お陰で、私の中でボランティア活動は"楽しい"というイメージになりました。
それからは、自分が楽しいから、活動に参加してました。
一般的に言う「ボランティア」とは違ったのかもしれません。
農園の活動に誘ってくれた井上くん、半澤農園の方々に会わなければできなかった経験がたくさんできました。
心から感謝しております。
私はHARUの活動に慣れてきた時期と、研究室配属の時期が被ってしまったので、リーダー的な仕事をほとんどせずに終わってしまいました。
M2になってからは、最後にどうにか後輩たちに貢献したいと思って、活動後の反省会などでは意見をいろいろ言うようにしていました。
いい子ばっかりの後輩たちの何かの役に立ってれば嬉しいです。
被災地の活動は常に求められていることが変わるので大変ですが、後輩たちが楽しみながら活動を続けてくれることを願っています。


明日から私も社会人です。
宮城から離れても山元町、石巻の活動で会った方々のことを忘れずに、社会人生活をがんばります。
いつか何らかの形でまた貢献できたらいいな、と思います。

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東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。