2017年12月21日木曜日

12/16大森仮設クリスマス会!

こんにちは!HARUの渡邉です。

今回わたしたちは、石巻市の大森第四団地でおこなわれたクリスマス会に参加してきました。

東北大学からたくさんの学生が参加した他、東京の大学生や地元の人達が子どもから大人まで参加し、大勢の人が集まりました!

会では、住民の方が養殖されているカキを使ったカキ汁やカキフライ、唐揚げ、農家さんのお米を使って学生がついたおもちなどなど…たくさんのごちそうが並びました!(о´∀`о)

どれも本当においしくて、みなさん笑顔で口々においしいねと言い合っていました。

みんなでなつかしの歌やクリスマスソングを歌ったり、アコーディオンやギターの演奏を聞いたり…。外は寒いですが、一緒に歌って話して笑い合える人達がいると、あたたかいですね(*´꒳`*)

会の後半には、日本の伝統芸能である能楽の先生がいらっしゃり、普段あまりなじみのない能について触れられる貴重な体験をしました。


大森第四仮設は来年の夏に閉鎖してしまうため、今年が最後のクリスマス会になりました。

とても寂しいことですが、この思い出を忘れずに、来年からもみなさんと共に歩んでいきたいです。

2017年12月19日火曜日

12月10日 クリスマス会@大橋仮設団地

みなさんこんにちは、HARUの関です。




12月10日(日)に石巻市大橋団地仮設にてクリスマス会が行われました!
今回のブログはその様子をご報告したいと思います。




去年12月、大橋仮設にてHARUがクリスマス会を企画したところ住民の方からご好評をいただいたので、今年もお邪魔させていただきました。
*去年の様子はこちらです→12月18日 クリスマス会!



今年のクリスマス会では、参加してくださった8名の住民の方と一緒に、クリスマスカード作りとケーキのデコレーションを楽しみました。



集会所にクリスマスソングが流れる中、まず画用紙や折り紙、シールなどを使ってクリスマスカードを作りました。
とっても個性あふれる素敵な作品が完成し、住民の方と学生がカード交換をする場面もありました。




作品づくりが終わった後は、ケーキのデコレーションをしました!
昨年同様、用意したスポンジやホイップクリーム、デコレーション材料を使って、自由に盛り付けをしました。








出来上がったケーキは、切り分けておいしくいただきました。
石巻の冬は非常に寒いですが、住民の方との笑顔あふれる交流を通じて、とてもあたたかい気持ちになりました。






大橋仮設は、来年5月に閉鎖すると発表されています。
HARUは約4年に渡り、教育支援プロジェクトやあそいくプロジェクト、料理教室プロジェクトなど、さまざまな活動を大橋仮設にて行ってきました。
これまでに出会ったたくさんの住民の方への感謝の気持ちを胸に、最後まで私たちにできる支援のあり方を模索して、実行に移していきたいと思います。







2017年12月16日土曜日

12月9日 震災子ども支援室”S‐チル”主催シンポジウムへの参加

みなさんこんにちは!HARUの関です。


12月9日(土)に、東北大学大学院教育学研究科震災子ども支援室”S‐チル”の主催するシンポジウムが行われました!


第9回目となる今回のシンポジウムのタイトルは「東日本大震災後の子ども支援~高校生・大学生が見つめる被災地の現在(いま)~」で、防災活動や震災ボランティアに取り組む若者が集まり、自分たちの活動やそこから得られた学びを発表する場となりました。


私たちHARUも、東北大学学生ボランティア団体として、プレゼンテーションを含めて参加させていただきました。


午前中は、岩手・宮城・福島在住の高校生によるポスター発表が行われました。
高校生だからこそできる、教育と地域に根差した支援・防災活動や、若い世代を巻き込む力を生かした取り組みについての素晴らしい報告の数々で、とても勉強になりました。


午後は、大学生によるプレゼンテーションが行われ、HARUは比較的活動期間の長い団体として、トップバッターで発表しました。


HARUの発表タイトルは「子ども支援の変遷~震災直後から現在までのHARUの取り組み~」です。
2011年3月に立ち上がって以来、6年半に渡り活動を継続してきたHARUが行ってきた子ども支援について、時系列でご報告しました。


今回の発表をまとめるにあたり、初めて子ども支援に焦点を当ててHARUの活動を振り返ってみることで、多くの新たな気付きが得られました。
私たちが出会った被災地の子どもたちについてどう伝えるか考えたり、過去の活動について改めてその意義を確認したりする中で、今後HARUが行うべき、子どもに関わる支援の方向性が定まっていくのを感じました。


また、他の団体の発表を聴き、それぞれのボランティア活動の中で出会った子どもたちの様子や活動の工夫・成果などを知りました。参考にさせていただきたい部分も多く、子ども支援について多様な視点を得ることで視野がとても広がりました。






こちらが、今回のシンポジウムのために、震災子ども支援室”S‐チル”にご協力いただき作成したポスターです。
布製のポスターなので、汚れやしわを気にすることなく、今後の活動に積極的に持参し活用していきたいと思っています。


このような発表の場を、そして高校生や他団体の活動を知れる貴重な機会をくださった震災子ども支援室”S‐チル”の皆様、企画に携われた関係者の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました!

2017年12月4日月曜日

11/26クリスマス飾り制作

こんにちは!HARUの渡邉です。

今回、わたしたちは門脇西復興住宅で、折り紙のクリスマス飾りを住民の方と一緒につくってきました!


一人一人が折り紙でリースやサンタさん、雪だるまをつくり、最後にみなさんの作品を集めてひとつの作品を作りました。

雪だるまにマフラーをつけたり、モールやリボンをつけたり、フチをかわいく飾ったり…
みなさんとっても器用です(´∇`)

今回は特に住民の方とたくさんお話することができ、わたしは石巻の方言について教えてもらいました。

ポケットは”かくす”、眉毛は”このけ”、おでこは”でんび”と言うそうです(*´꒳`*)
とっても勉強になりました!笑


前回のあじさいの折り紙に加え、今回のクリスマスの作品も飾っていただいて、集会室の壁がさらににぎやかなものになりました!

これからもこのようにみなさんと一緒に作品を作って、思い出を増やしていきたいです。

2017年11月29日水曜日

11月26日27日 世界防災フォーラム

こんにちは!HARUの西塚です。

11月25日から28日まで、仙台の国際センターを中心に世界防災フォーラム(The World Bosai Forum/International Disaster Risk Conference 2017 in Sendai)が開催されました!
同時に防災推進国民大会2017と2017防災産業展in仙台が開催され、週末の仙台は防災イベントづくしでした。

私は世界防災フォーラム2日目のFlash Talk Presentationでの発表と3日目のTechnical Sessionの企画運営・発表に関わりました。

Flash Talk Presentationでは、What Works for Sustainable Volunteer Activities toward Reorganizing a Volunteer Team “HARU”という演題で、HARUの6年間の活動をまとめつつ、学習する組織(the Learning Organization)を援用しながら、団体の組織構造を明らかにしようとしました。一つ一つの活動を個別に注目するのではなく、関連を見つけ、システムとして組織全体を見ることが持続可能な組織づくりにつながるという主旨でした!10~15名の方が聞いてくださいました。
(この発表は後日Youtubeに投稿されます汗)


Technical SessionはTracks and Scenarios of Student-driven Volunteer Activities: Focusing on Young Powers Embedded in Long-term Reconstruction from the Great East Japan Earth Quakeという演題で、みまもり隊とSCRUMの3団体で行いました。災害研の共催をいただきながら3カ月前から仲間集めをはじめ、着々と準備を進めてきました。各団体や活動の細部と位置づけが詳しく報告され、貢献・成果・課題の共有とスタッフのモチベーションの源流、日本文化、被災地への関心を高める方法、若者が持つ力などについて、幅広くシェアすることができました。当日来てくださった皆様、ありがとうございました!20~25名の方が来てくださいました。
(当日の発表資料は後日WBFのホームページに掲載されます)


最終日4日目クロージングでのChair’s Summaryでは若者がもつ力への注目が改めて呼びかけられました。多様なステークホルダーが結集してDRRやBBB(Build Back Better)を目指す今回の国際会議の主旨が満たされるとともに、今後も私たちが活動し、その活動の意義をはっきりさせたり活動を整理したりしながら、外へ発信し続けることが大切だと感じました。

二つの発表で強調した点は次の三つです。
①被災地の持続可能な社会を達成するためには持続可能な組織に目を向けなければならないこと(自分たちの足元を見ること)
②良い成果を得るために必要な条件を示すために、事実(人々の声など)→気づき(ニーズとして認識したこと、五感を通して感じたこと)→企画→活動→反省・成果というプロセスを踏んで履歴として残しておくこと
③コンテンツ中心ではなく、その背後にあるニーズや活動の意味を前提にして質の高い(スタッフが達成感を味わえる)活動を行うこと

すごく真面目な話でしたが、ボランティアを楽しみつつ、でも芯のある組織運営をこれからも続けていくことが私たちの使命ではないでしょうか。

みまもり隊の華奏未さん、SCRUMの美織さん、ハイリさん、本当にお疲れさまでした!

2017年11月28日火曜日

11月12日 お茶会&クリスマス飾り作り@大橋仮設団地

こんにちは!HARUの関です。
私たちは、11月12日(日)に石巻市大橋仮設団地にて住民の方と一緒にクリスマス飾りを作るお茶会を開催しました。
今回はそのイベントについて報告させていただきたいと思います。

お茶会の会場となったのは、HARUがいつもお邪魔している東側集会所です。
料理イベントなどをする際には、数人のチームで分かれて調理する方がスムーズなのでいくつかの島を作りますが、今回は皆さんが顔の見える距離でお話ができるようにと机を繋げておきました。

時間になると、住民の方は8名ほど集まってくださいました!
「またよく来たね」と迎えてくださる住民の方の言葉がとても暖かく、うれしく感じます。
お茶とお茶菓子を並べ、軽く自己紹介をしたあとは、さっそくクリスマス飾り作りにとりかかります。



私たちが材料を用意してきたのは、画用紙で作る「サンタクロース」・「トナカイ」・「ツリー」の三つです。
少ない材料で簡単に作ることができ、見た目も可愛く、お宅にちょっとした飾りとして置くのにぴったりではないかと考えました。

楽しくお話しをしながら、赤や茶色の画用紙を切り貼りして、サンタクロースやトナカイの顔を作ります。
最後に、顔を紙コップに貼り付けて立体的にし、ボタンの部分にシールを貼れば完成となります。
まだまだ作りたい!という方とは一緒にツリーも制作しました。
緑の画用紙を貼った紙コップに切り込みを入れると枝の広がりのように見え、オーナメント代わりに用いたシールがきらきらとして綺麗です。
顔の表情や装飾の部分に皆さんの個性が溢れ、素敵な作品の数々が出来上がりました。



終始和やかにお話の尽きないまま、あっという間に終了の時刻となりました。
今回は机を全て繋げてお茶会をしたので、住民の方にとってもHARUのメンバーにとっても色々な方とお話しができる雰囲気が作ることができていたように感じました。

また12月には、「クリスマス会」として、住民と一緒に楽しく交流できるイベントを開催する予定です。
大橋仮設団地は来年まで続きますので、私たちは今後も継続してこちらの団地での活動を行っていきます。

11月5日 IVUSAさんの活動への参加②

こんにちは。HARUの飛彈野です!前回のブログに続き、IVUSAさんとの活動についての報告です。
  青巣稲荷神社のお祭りのお手伝いが今回の活動のメインでした。僕たちは交通整備と射的ブースをやらせていただきました。交通整備をしていても済んだ空気と、綺麗な空に癒されてしまいました。(*゚ー゚)>
  射的は100円5発で行いました。上手な方は何回も当てて、たくさんの商品をとっていました。熱中する子どもたちも多く、大盛況!?でした。
              

午後はお神輿を担ぎました。とっても重たくて、だけど、掛け声をかけながらだとなんだかとても楽しくて、忘れられない時間でした。海にお神輿を持っていく時は難しい感情が渦巻きました。
 明日は筋肉痛だなと確信を得ながらも、楽しさとお神輿を担げた栄誉を得られて、とてもいい経験をさせていただきました。今回一緒に活動したIVUSAの方々とも写真を撮っていただきました(^-^)



普段の活動以上に盛り沢山の二日間を終えて、身も心もお腹いっぱいになりました。どこに行っても山元町の方の優しさに触れられて、お手伝いに行ったはずが、僕が助けられてしまいました。(*⌒∇⌒*)
 泊めていただいた普門寺みなさん、コダナリエの準備、お祭りにお招きいただいたみなさん、一緒に楽しんだり、お話したりしたみなさん。本当にありがとうございます!
 IVUSAさんは来年の3月中旬に活動をなされるとのことでしたので、僕もまたご一緒できたらと思っています!それでは、また会えることを楽しみにしています!

11月4日 IVUSAさんの活動への参加①

 こんにちは。HARUの飛彈野です。(^-^)
 今回は、5月3日に山元町で行ったフラワーアートの際にお知り合いになったIVUSAの方のお誘いを受け、普門寺さんを宿とさせていただく形で活動をしてきました。

 1日目となる11月4日。最初の活動はコダナリエというイルミネーション設営のお手伝いでした。ハンマーや金槌、インパクトドライバーなどを使い写真のような設営をしました。僕はハンマーを使わせていただいたのですが、なかなかうまく使うことができず、最後にやっと次第点がもらえるくらいになりました。d(>_< )
 これから準備が続くそうなので、また機会があればお手伝いに行きたいです。



そのあとは、今回の活動のメインである青巣稲荷神社のお祭りで使うテントの設営等を行いました。お祭りは翌日の11月5日にあり、その事前準備という形でした。
  その日の最後は、山形の芋煮を作ることになりました。僕も里芋の皮むきや野菜のカットなどを手伝わせていただきました。味付けなどを全てお任せしたので、ほとんどその方に調理していただいたのですが、大変美味しい芋煮でした。宮城とは違い牛肉なのもポイントが高かったです。o(≧~≦)o


 翌日のことはまた次のブログで書かせていただきます!

2017年11月26日日曜日

11月23日落ち葉アート&ホットケーキ

こんにちは!HARUの小濵です。
11月23日、大森第4仮設住宅で活動を行ってきました☺

前半は落ち葉アート&折り紙制作☺
私は落ち葉アートに参加しまして、住民の方と一緒にイマジネーションを働かせて。。。



個性豊かな作品たちが誕生しました(^^)
住民の方たちの素敵な工夫に感動。。。

後半はバターの手作り&ホットケーキパーティー☺
子供たちは生クリームからバターを手作りしまして、
ホットケーキの上にのせておいしく頂きました(^^)
写真を撮り損ねるくらいにおいしく頂きました。。。

にぎやかな活動になり、私も存分に楽しませていただきました!
次回はクリスマスの活動を予定しています。
活動に興味のある方は気軽にご連絡ください☺



2017年11月12日日曜日

10月28日 ☆山元町ハロウィンイベント2017☆

皆さんこんにちは、HARUの辻井です!

今回は、1028日に山元町で行われたハロウィンイベントについてご報告します(^^)

このイベントは東北大学のボランティア団体であるHARUSCRUM、たなぼたの3団体のコラボで行われました。
復興住宅の子どもたちが、独居の住民のお宅を訪問して、お菓子をもらうことで世代間交流を行うことを目的とした企画です。

さて、当日、学生は山下駅に集合してから、子どもセンターに向かいました。

子どもセンターについてから、お世話役を担当してくださる地元の方々にご挨拶をした後、訪問予定のお宅に写真立てと子どもに配るためのお菓子を渡しに行きました。訪問先がわかるように目印も貼らせて頂きました!

センターに戻ると今回参加する子どもたちがたくさん集まってくれていました!

これからどんな仮装をしようか仮装道具を物色している子もいれば、魔女やミニオン、マリオの仮装をしている子もいました。

とても可愛らしかったです(^-^)

一方で大人も負けじとゾンビやスパイダーマン、カオナシなど個性溢れる仮装をしていました!

僕もピカチュウで対抗しました笑




みんな集まったところでかぼちゃ①,②、こうもり①,②、まじょ①,②、おばけ①,②の8グループに分かれて各グループの絵柄が書かれた目印があるお宅に訪問開始!




歩いていて、目印を見つけた途端、子どもたちはおおはしゃぎ(^o^)


インターホンを押して住民の方が出てきたら、あの合言葉「トリック,オアトリート、お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」を唱えてお菓子をもらいました。

1グループ5軒を周り、11軒お菓子をもらい、じゃんけんなどのミニゲームもした後、集合写真を撮りました。集合写真では住民の方にも仮装をお願いしました。その写真は後で各お宅にお渡ししました。

みんな楽しくお宅訪問を終えることができて良かったです!




センターから帰った後は射的やピニャータが準備されていたので、子どもたちはそれで楽しく遊んでいました!

          

そして、ハロウィンイベントの最後には仮装大賞が発表されました!
選ばれた子どもは驚き、恥ずかしながらも嬉しそうにしていて何だか微笑ましかったです(*^-^*)

          

以上が山元町ハロウィンイベントでした!
ご協力して下さった山元町の住民の皆様本当にありがとうございました。

これからもこのような世代間で楽しく交流できる企画を行っていきたいです。

2017年11月9日木曜日

10月28日 松林、おおきくなーれ!



こんにちは。HARUの飛彈野です。大変遅れての投稿、申し訳ございません。
1028日は、僕が参加している松林管理作業の今年における最後の活動でした。だいぶ寒くなり、日も短くなっていることもあり、雑草たちもだいぶ大人しくなっていました。それでも、大きく育っているものを取ってきました。
 
そのあとは、ある程度大きくなった松が風や自重で倒れないように添え木をしてきました。松だけでなく、桜にも添え木をしてきました。


 
来年の活動は311日周辺から始めるとのことでした。来年からも参加しようと思っています。一緒に松林に行ってくれる仲間を募集しています。いつでもHARUHPのコンタクト)にご連絡を。

2017年10月12日木曜日

10月8日 山元町「はじまるしぇ」!

こんにちは^ - ^

10/8は山元町の「はじまるしぇ」に参加してきました!

「はじまるしぇ」は山下区商店街通りを歩行者天国にして行われるもので、今年で3回目を迎えます。

中央ステージではダンスや和太鼓の披露、ハロウィン仮装コンテストが行われており、多くの屋台も並びました!
個人的に「たけだや魚店」さんのイカの唐揚げが絶品でした😋




上は歩行者天国の様子です。たくさんの人で賑わっていますね!

歩行者天国の一角には、「道路らくがきコーナー」も設置されていました(o^^o)
道路にらくがきできる機会はなかなかないですよ~!



HARUは主に綿あめブースのお手伝いをさせていただきました!



今回はボランティアとしてお手伝いするだけでなく、参加者として「はじまるしぇ」を楽しめました!

来年もぜひお手伝いをさせていただきたいと思います^ - ^

2017年10月7日土曜日

9月24日 やまもとスポーツ祭り

こんにちは、HARUの関です。
9月24日(日)に行われたやまもとスポーツ祭りの様子をご報告します。
HARUにとってこの夏最大といえる企画でしたので、詳しく書いていってみたいと思います。

 
*この企画について*
「やまもとスポーツ祭り」の企画は、6月に行われた東北大学に属するボランティア団体合同の合宿がきっかけで生まれました。
これは団体間の壁を壊し、交流の輪を広げて連携していくことを目的としており、ワークショップのテーマのひとつに複数の団体が参加するコラボ企画を考えるというものがありました。
その際にHARUが中心となって提案した「山元町で運動会を開催する」という企画が採択されたため、実現を目指すことになったのです。
企画チームには、HARUのほかに東北大学のボランティア団体であるたなぼたやAsOneに所属する方が加わってくださいました。
また、山元町教育委員会生涯学習課の皆様に、運営や広報に関して多大なお力添えをいただきました。
山元町で近年行われていないという地域の運動会を実施し、小さいお子さんから大人の方までたくさんの町民の方がスポーツを通して交流できる場を作りたい。
学生自ら企画立案し、町民の方とつながりを深め、山元町という地域を盛り上げる一役を担いたい。
そしてボランティアに関わっている・興味のある学生に数多く参加してもらい、きっかけ作り(山元町を(に)知る・来る、合同でボランティアをする、など)につなげたい。
このような思いで、私たちにとって初挑戦といえるスポーツイベントの企画に試行錯誤しながら取り組みました。

 
*当日*
迎えたやまもとスポーツ祭り当日は、見事な快晴でした。
当日ボランティアとして参加してくださった11名の方と一緒に、会場としてお借りした山下第二小学校に向かいました。
小学校に到着すると、白線引き、テント設営、音響調整、段取りの確認などをして、準備を整えていきます。
お昼を過ぎて受付の時刻になると、28名もの町民の方が競技の参加者として集まってくださいました
スポーツ祭りの全体ルールは、町民の方と学生が混ざった赤チーム・白チーム対抗で5つの競技を行い、ポイントを競うというものです。
参加者の年代や性別を考慮し、なるべく偏りが出ないようにチーム分けをしました。
そしていよいよやまもとスポーツ祭りが始まります。
開会のあいさつと準備体操を終えると、さっそく1つ目の競技である玉入れにうつります。
通常の玉入れは、円の中心に置かれた籠に向かって玉を投げ入れるというものですが、今回は少し変わったルールで行いました。
それは、それぞれ籠を持った学生2名が円の中をぐるぐると歩き回り、参加者はその「動く籠」目がけて玉を投げるというものです。
おそらく誰もが初めての方法で行う玉入れに最初は戸惑いつつも、新鮮さを楽しんでいる様子が見られました。

 

 

 

 
2つ目の競技は、障害物競争です。
参加者は、トラックを一周する間に3つの障害物をクリアしなければなりません。
まず、山元町の名産物いちごに見立てた「風船リレー」です。
円錐型に丸めた赤色の画用紙の上に緑色の風船を乗せ、落ちないように慎重に走って指定の位置まで運びます。
次に、「お菓子食い」です。パン食い競争のパンがお菓子になったもので、紐から吊り下げられたお菓子を、手などを使わず口に含んでゲットします。
最後は「借り人競争」で、お題を一つ引き、そこに書かれた人物の特徴にあてはまるものを観客の皆さんの中から探して一緒にゴールします。
この競技では、校庭の端から応援していた皆さんも積極的に参加してくださったので、会場全体を巻き込んで盛り上がりました。

 

 
3つ目の競技は長縄で、チームごとに縄を回す役の学生を決め、全員で一斉に飛べた回数を競います。
最初の時は両チームとも2.3回で止まってしまったのですが、チーム全員で息を合わせお互いにサポートすると、20回以上も飛べるようになっていました。

 

 

 

 
4つ目は綱引きも長縄同様、チーム一丸となって行う競技です。参加者の皆さん自身が自分のチームの掛け声を考え、それに合わせて精一杯綱を引っ張ります。
チームの力をひとつに合わせるので,団結力がとても高まりました。

 

 

 
5つ目、最後の競技は運動会の花形であるリレーです。
チーム内で年代や性別に偏りのないグループを2つ作り、計4チームで速さを競います。
子どもから学生へ、学生から大人へ、大人から子どもへ・・・とバトンが次々に渡り、力を振り絞って走る姿にひときわ大きな声援が送られました。

 

 

 

 
すべての競技が終了し、残るは閉会式のみとなりました。
参加者の子どもたちへのインタビュー、結果発表、全員での写真撮影、参加賞(お菓子)の配布などが行われ、最後まで笑顔あふれる時間となりました。

 
         

 

 
町民の皆さんとお別れしたあとは、お借りした小学校のグラウンドや物品の整備・片付けをし、帰路につきました。
こうしてやまもとスポーツ祭りは無事に終了しました。
当日参加してくださった町民の方はもちろん、たくさんの方にご協力いただいてこの企画を実施することができました。
山元町教育委員会生涯学習課の皆様、会場を貸してくださった山下第二小学校の皆様、広報活動に協力してくださった皆様、当日お手伝いに駆けつけてくださった皆様、当日ボランティアの学生の皆さん、その他関係者の皆様、本当にありがとうございました。

今月末にも、山元町での活動があります!
10月28日(土)に行われる、今年で3回目となったハロウィンイベントです。
HARUも企画に関わっているので、今回のスポーツ祭りに参加してくださった子どもたちや学生の皆さんとまたお会いできたらうれしいです。
このハロウィンイベントでは、復興公営住宅に住む子どもたちと一緒に、仮装の衣装を作ったりお菓子をもらいにお宅訪問したりする予定です。
当日ボランティアとして参加してみたい、という方がいらっしゃればぜひお気軽にお声がけください。
一緒に山元町に行って子どもたちと触れ合うボランティア活動をしてみませんか?
連絡先はこちら
質問のみでも大歓迎です!少しでも興味のある方はぜひ、お待ちしております。

9月14日 長崎大・東北大の学生で合同支援活動&交流会☆

皆さんこんにちは、HARUの関です。
今回は、非常に遅くなってしまったのですが9月14日(木)に行われた長崎大の学生の皆さんとの合同支援活動と交流会についてご報告します。

長崎大の長崎Sip-Sさんとは、毎年9月ごろに東北派遣の一貫として一緒に活動させていただいております。
今年も、長崎から27名の方がいらしてくださいました。
午前中は、長崎大の学生の皆さんと、HARU4名で合同支援活動を行いました。
石巻駅前に集合したのち、2グループに分かれて大橋仮設団地と門脇西復興公営住宅にそれぞれ訪問し、傾聴ボランティアとしてお茶会を実施しました。
集会所に住民の方もぞくぞくと集まってくださり、お茶菓子や長崎のカステラを囲んでお茶会開始。
 
大橋仮設団地では、カラオケの機械を設置し、住民の方や学生の素敵な歌声が会場を盛り上げました。
 

 

 
一方で門脇西復興公営住宅は昨年12月に完成した建物なので、長崎大の皆さんと一緒に訪問するのは初めてにもかかわらず、たくさんの住民の方が参加してくださいました。
 
 
昼食は「いしのま☆キッチン」でいただきました。
石巻の名物“石巻やきそば”や一人1つの大きなホタテを鉄板の上で焼いて調理するというとても貴重な楽しい体験をさせていただきました。
 
 




その後、バスに乗車し石巻から仙台へ。

東北大学SCRUMから参加してくださった2名の方を加えて、交流会を行いました。
ワークショップを通じて、長崎と東北の学生が一緒に震災と復興支援について意見を交換しました。
午前中の傾聴ボランティアから得た気づきや感想を出し合い、それを受けて支援の在り方について考える中では、『心の復興』や『風化』といったキーワードが数多く見られました。
お互いの活動について質問し合うコーナーもあり、とても勉強になりました。

 
 





 
毎年このような貴重な機会を与えてくださる長崎Sip-Sの皆さん、本当にありがとうございます。
今後もこの素敵なつながりが続いていくと良いなと思った1日でした。

2017年10月6日金曜日

10月5日 日仏防災イベント週間


こんにちは!
HARUの西塚です。


先日行われた「日仏防災イベント週間(French-Japanese Week on Disaster Risk Reduction)」@東北大学災害科学国際研究所にて、スタッフ2名がHARUの活動報告をしてきました!

同セッションでは東北大学と福島大学のDRRの取り組みや野家啓一先生の宗教的(人文科学的)な視点から見たトランスサイエンスの方向性、NPO法人アスヘノキボウさんによる女川での復興状況、学生による支援活動など、多様なアプローチから震災を捉えることがねらいとなりました。

今回は英語での発表になりましたが、皆さん興味をもって聞いてくださり、
深い質問をいただいたり海外大学との交流のお誘いを受けたりするなど、
多くの刺激をいただくことができました。

ありがとうございました!


2017年9月15日金曜日

9月9日 仮設団地夏祭り

みなさんこんにちは!HARUの渡邉です。

今回わたしたちは、石巻の大森仮設団地でおこなわれた夏祭りのお手伝いをしてきました。

HARUのほかにも、東北大学からはインクストーンズさんとたなぼたさんが流しそうめんをしており、ほかの大学や地域から来られた方たちもいろいろなものを振舞っていました。

わたしたちは100食分のポップコーンをつくりました!味は塩とはちみつを用意しました。ポップコーンがはじめる音と匂いにつれられて、子どもから大人までたくさんの方が来てくださいました(*^^*)




「どっちも混ぜて食べるとおいしいよ」と教えてくれた子や、何度もおかわりをしに来てくれた子もいて、なんだかうれしい気持ちになりました。


最後の方は、子どもたちが袋いっぱいにおみやげ用のポップコーンをお持ち帰りしていきました!(^o^)

ステージでは、みなさんカラオケやライブを楽しんでいて、気持ちよく晴れた空の下、にぎやかなお祭りになったと思います。

来年のお祭りも楽しみです(^^)



2017年9月4日月曜日

8月31日 熊本県立大学の学生をご案内☆ 


こんにちは!HARUの西塚です。



8月31日に、熊本県立大学学生ボランティアステーションに所属している大学生2名と仙台若林区・山元町に行きました※1。

HARUの活動で得たスキルや経験を生かして、私はこれまで複数回にわたって熊本地震の支援活動を行いましたが、お二人とは一緒に熊本で活動をし、交流を続けてきました。



最初の訪問先は震災遺構仙台市立荒浜小学校。

今年の3月に復興応援団※2のツアーで初めて荒浜小学校を訪れた際は校舎内に立ち入ることができませんでしたが、今年の4月より伝承館として施設が公開されています※3。

震災当時の様子だけではなく、イナサや貞山掘などの荒浜の歴史や文化が紹介されていました。

特に私が見入った「思い出ノート」は訪問者が自由に書き綴るもので、外国の方や地元の方のコメントや物語も読むことができます。


I keep imagining my students faces as if they were in this situation breaks my heart.
(ある学校の先生のコメントより)


外装だけではなく校舎内も被災の様子が残っており、被災した子どもたちの状況と同じ場所に立つことで、いっそう身体に響くものがありました。



その後は地下鉄東西線荒井駅内のメモリアル交流館へ※4。

彼女たちが以前訪れた際に見た「仙台沿岸イラストマップ」を参考にして、熊本地震の際には「くまもとめもりーまっぷ」の作成が実現しました※5。

仙台市農業園芸センターやうみの杜水族館といったメジャー施設から地元の人が知る隠れ魅力スポットまで、付箋コメントとともに細かく書かれており、まるで観光案内地図のよう…!

荒浜小学校では震災前後について、メモリアル交流館では復興を視野に入れた震災後の長期的な姿もうかがうことができました。





最後に駆け足になりながら山元町へ。

旧中浜小学校は遺構としての整備がまだ行われていないため、被災の爪痕がはっきりと残っています。

学校の周囲は千年塔と草地。
以前お話をうかがった語り部さんによると、ここには住宅が広がっていたそう。

熊本はまだ仮設住宅ですが、つばめの杜のような新しい街やたくさんの復興住宅の光景を思い浮かべてくれていたようです。



今回は久しぶりのスタディツアーでしたが、色々な気づきがありました。

HARUにはまだまだビジョンの共有が必要です。

その活動(コンテンツ)はどういった意味をもつのだろうか。
コンテンツから入ってコンテンツで満足していないか。
活動後の反省点や改善点はどうして活動前に対処できなかったのか。

被災地ではなく組織に目がいってしまう私ですが、多くの震災ボランティア団体や組織が焦点を変えたり解散したりするなか、震災から6年が経過してもまだ震災支援活動を続けているということは、尋常ではないと思います。

「したいこと・できること」と「しなければならないこと」は表裏一体になっていて、「したいこと・できること」だけ考えては砂上の楼閣。「しなければならないこと」だけ考えると手かせ足かせ、ストレスもたまります。このバランスを今まで綱渡りでとってきたイメージです。

足湯プロジェクトを終えて以来、山元町の活動もかなり活発になってきました。
近々山元町全体を巻き込んだ大きなイベントも開催する予定です。
小さなつながりがつながりを生み、そのつながりをひとつずつ大切にして、ウェビングとして形になってきた成果だと思っています。

今回お二人とのお話から熊本地震の支援もこれからが長く、組織の持続性が将来的な課題になってくると感じました。
今までたくさんの災害支援団体や組織の方とお会いしてきましたが、組織やチームとして学び続けて、イノベーションの波を絶えず起こして全員が波乗りできる組織が強靭なチームではないでしょうか。

HARUも少人数体制は続いていますが、目の前の活動だけを見るのではなく、常に大局を見据えて活動に取り組みたいとリフレクションをかけた1日でした。

☆このようなことを世界防災フォーラムのセッションで発表する予定です※6。



※1 下記サイトで団体の活動報告を知ることができます。
https://www.facebook.com/熊本県立大学学生ボランティアステーション-1185284844868515/)

※2 下記のサイトで施設パンフレットを見ることができます。
https://www.city.sendai.jp/kankyo/shisetsu/ruin_arahama_elementaryschool.html

※3 復興応援団さんのサイトはこちらです。
http://www.fukkou-ouendan.com/

※4 せんだい3.11メモリアル交流館のサイトはこちらです。
http://sendai311-memorial.jp/

※5 「くまもとめもりーまっぷ」の作品はこちらで見ることができます。
http://www.pu-kumamoto.ac.jp/news/detail.php?id=269

※6 世界防災フォーラムのサイトはこちらです。
http://www.worldbosaiforum.com/

8月27日 松林管理(草むしり)のお手伝い

みなさん、こんにちは。HARUの飛彈野です。

6月、7月に続いて、8月も草むしりのお手伝いをしてきました。
今回は、IVUSAさんから100名ほどのたくさんの学生さんがお手伝いに来てくれました。おかげで、いつもより多くの場所で草むしりをすることができました。
割合成長しているものが多く、密集地帯の今までより多く、これまで参加した中で一番大変な草むしりとなりました。



これからも活動は続きますので、参加したい方はぜひHARUにご連絡ください。



2017年8月30日水曜日

8月27日 うちわ作り&足湯

みなさんこんにちは!HARUの渡邉です。
今回は石巻の大森仮設でうちわ作りと足湯をしてきました。

うちわは、もととなるイラストにぬり絵をしてもらい、そのあとうちわの型に貼り付けて作りました。


朝顔や花火大会の絵、ピカチュウや妖怪ウォッチまでたくさんのぬり絵があり、みなさん真剣に取り組んでいらっしゃいました!



楽しくおしゃべりしながら、ときには住民の方同士で教え合いながら、わいわいとにぎやかな会となりました。

ぬり方を工夫したり、折り紙を貼ってアレンジを加えたりして、最後にはみなさんとってもすてきな作品が完成しました!(´▽`)
まだ暑さが残っているので、ぜひ使っていただきたいですね。


足湯にも来ていただき、普段の生活やお孫さんのことなど、たくさんお話をすることができました。
うちわ作りの作業をひと休みしたみなさんと、じっくりお話をすることができてよかったです(´∀`)



次回は9/9に同じ場所でおこなわれる夏祭りに参加する予定です!



東北大学地域復興プロジェクト"HARU"は、
東日本大震災からの復興支援・地域再生を目的として結成されたボランティア団体です。
現在は主に、仮設住宅での
支援活動をおこなっています。
東北大学の公認をいただいており、今後も地域に寄り添った活動を続けていく予定です。